診療のご案内– Medical –
乳がん検診の流れ
STEP.1
視触診
STEP.2
画像診断
どちらもお互いの弱点を補う検査ですので、両方の検査を受けていただくことをお勧めします。
STEP.3
検査結果
異常あり細胞診・針生検
異常なし定期的なフォロー
診療内容
- 視触診
診断の基本であり、乳房、腋窩、頚部の丁寧な注意深い診察が必要です。 - マンモグラフィ
マンモグラフィは、乳がんを診断するための乳房専用のレントゲン撮影のことで、乳房を2枚の板で挟みながら写真を撮ります。乳房を圧迫することにより乳腺が均等に薄く広がり鮮明な写真が撮れます。乳房を圧迫することで痛みが伴うこともありますが、ある程度強く挟まないときれいな画像が得られませんのでご協力下さい。また当院ではマンモグラフィ有資格の女性の放射線技師が撮影にあたりますので女性に安心して受けていただけます。 - エコー(超音波診断装置)
マンモグラフィも万能の検査ではなく、エコーでしかわからない乳がんもあります。この検査は無痛で無害ですので繰り返し検査ができます。またエコーで画像を見ながら針で穿刺し正確にしこりに当てることが可能になります。 - 細胞診・組織診
乳房のしこりを針で穿刺する場合、細い針を用いる穿刺吸引細胞診(FNA)と少し太い針を用いる針生検(CNB)とがあります。更に病理組織を確定するために 超音波ガイド下乳房組織生検(VAB) も行っています。悪性かどうかを決定する重要なポイントと言えます。その結果は4~7日後にわかります。 - 異常乳頭分泌の診断
乳頭からの分泌物の潜血反応や細胞診などの検査をします。 - 入院手術
乳がんと診断し、手術が必要な場合下記病院と連携をとり、ご希望の病院で手術を受けていただけます。
連携医療機関
大阪ブレストクリニック
大阪国際がんセンター
関西医科大学附属病院(枚方・滝井)
松下記念病院
大阪医科薬科大学付属病院
大阪市立総合医療センター
京都府立医科大学付属病院
国立病院機構大阪医療センター
費用について
- 保険診療
しこりがある、乳頭から液が出てくる、乳房に痛みがあるなどの症状がある方、また検診機関で精密検査の指導を受けた方は、保険診療が受けられます。例えば3割負担の方では、超音波とマンモグラフィと視触診で、自己負担はおよそ 3,500円程度 になります。 - 自費診療
まったく症状はなく、乳がん検診を受けたいという方は、自費診療となります。検査費用は自己負担していただきます。企業や自治体からの補助がある場合もあります。当院での自費検診費用は、超音波とマンモグラフィと視触診で 12,000円 となります。 - 市民マンモグラフィ検診
守口市・門真市在住の40歳以上の女性は、当院で市民マンモグラフィ検診を受けていただけます。詳細は 守口市保健センター(TEL 06-6992-2217) / 門真市保健センター(TEL 06-6904-6500) にお問い合わせ下さい。
ご来院時のお願い
当院では検査時に検査着(上衣のみ)に着替えていただきます。
上下の別れた服装、脱ぎ着しやすい靴(ブーツは避けて)でお越しください。